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約3,000人のSOSから見えたリアル ~ 熊本で考える、これからの多文化出産支援~

Updated: Jul 27

外国人ママのSOS約3,000ケースから見えた異国での妊娠・出産の現状〜 医療機関・自治体・地域の皆さまとともに考える 〜

熊本県でも在住外国人の方が増えてきたことを受け、外国人女性の妊娠・出産に関する相談が増えていると以前から耳にしていました。「何か少しでも役に立てることがあるなら」と思い、このたび熊本県海外協力協会(JICAボランティアOVの会)ワールドフレンズ天草のスタッフの方々、そして妊娠・出産・産後に関わる熊本の助産師の皆さんとご一緒に、NPO法人Kyushu Motherhood Networkも協力団体として参加しました。主催者の、東京を拠点に活動されているNPO法人Mother's Tree Japanの事務局長・坪野谷知美さんもお迎えし多くの外国籍の家族を支援されたケースを話していただきました。

当日は、関係者の皆さまの熱心なお声かけにより、会場はほぼ満席に。多くの医療関係者や行政職員、支援者の方々がご参加くださり、それぞれの立場から真剣に耳を傾けてくださいました。

講演後には名刺交換や立ち話が自然に始まり、参加者同士の横のつながりが生まれていくのを感じられる、とても温かい雰囲気に包まれました。会の終わりが「新たな『はじまり』を感じさせるような時間でした。

私自身にとっても、先日の長崎市での研修とはまた違った学びがありました。九州各地で外国人女性やその家族を支える現場の声を聞く中で、「東京と九州、似ているようで実は違う」「九州だからこそできる支援がある」と改めて気づかされました。

今後も、こうした地域の皆さまと共に学び合い、考え合う機会を大切にしていきたいと思っています。「うちでもぜひ話を聞いてほしい」「今、現場で悩んでいることがある」──そんな声があれば、ぜひ私たちNPO Kyushu Motherhood Networkにお声かけください。

学びの場が出会いの場となり、支援の輪が広がっていくことを心から願っています。

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